#7 積極的な投資の風潮に感じる違和感
ここ数年で、
投資は一気に身近なものになりました。
NISAの拡充、SNS、YouTube。
「投資をしないのは損」
そんな空気すら感じます。
それ自体は、とても良い変化だと思います。
ただ、その流れの中で
ずっと引っかかっている違和感があります。
小さな違和感
ただ、その流れの中で
ずっと引っかかっている違和感があります。
それは、
投資の目的が
「お金を増やすこと」
そのものになっていないか?
という違和感です。
よく目にする考え方
☑️生活費として最低限の現金だけ残す
☑️それ以外は、すべて株式投資に回す
合理的に聞こえますし、実際、
理屈として間違っているわけではありません。
証券マンの営業トーク
☑️株式の期待リターンは高い
☑️現金はインフレに弱い
☑️若いうちはリスクが取れる
どれも正論です。
ただ、この考え方は
証券マンがよく使う営業トークでもあります。
理由はシンプルで、
その方が投資に回る金額が増えるから。
いま、感じる違和感
以前は、60〜70代の富裕層への
営業トークとして使われていた考え方が、
いつのまにか、SNSを通じて
一部の成功体験が拡散され
20〜30代で流行している。
現役世代に過大評価されているような
違和感を感じます。
失敗話は表に出ない
成功した人の話は、よく語られます。
でも、失敗した人の話は、表に出てきません。
アベノミクス以降の
上昇相場でも大損した人を
沢山見てきたが、
表舞台には出てこない。
ひっそり退場している。
もう一つの違和感。
語られているのは
☑️どれくらい投資しているか?
☑️どれくらい増えたか?
☑️何に投資をしているか?
ばかりで、
お金の流れ(キャッシュフロー)
お金の流れ(キャツシュフロー)の
話がほとんど出てこない。
失敗の可能性
投資は本来、
生活の上に乗っているものです。
生活を無視した投資は、
どれだけ理屈が正しくても続きません。
この違和感が、
後に大きなリスクとなり、
失敗につながる。
私はそう感じています。
この違和感は、
相場が大きく下がった
“その瞬間”に、
必ず正体を現します。