#10-5 住宅ローンとキャッシュフロー
住宅ローンは「借りられる額」ではなく、「回し続けられるか」で考えます。
前回の記事で、
住居費は、
未来のキャッシュフローを決める固定費
であることを見てきました。
そして、
持ち家の場合、
その中心になるのが、
住宅ローン
です。
ここで多くの場合、
判断の基準になるのは、
「いくら借りられるか」
です。
しかし、
本当に重要なのは、
「回し続けられるか」
です。
例えば、
月々の返済が
12万円
だとします。
一見すると、
支払える範囲に見えます。
しかし、
毎月の収入が
30万円
で、
生活費が
20〜25万円
かかるとすると、
ほとんど余裕がありません。
つまり、
収支がギリギリの状態
になります。
この状態で、
・収入が下がる
・支出が増える
といった変化が起きると、
一気にバランスが崩れます。
ここで重要なのが、
キャッシュフロー
です。
住宅ローンは、
毎月必ず出ていくお金
です。
だからこそ、
無理なく回せるか
が重要になります。
一つの考え方として、
「収支がプラスになる状態を維持できるか」
があります。
例えば、
収入30万円に対して、
・生活費:22万円
・住宅ローン:8万円
であれば、
毎月0〜数万円の余白
が生まれます。
この余白があることで、
不測の支出や収入減にも対応できます。
逆に、
余白がない場合、
一つの変化で崩れる構造
になります。
さらに、
住宅ローンは、
長期間続く支出
です。
35年、
あるいは50年といった期間で、
同じ支払いが続きます。
つまり、
今の判断が、長期間のキャッシュフローを決める
ということです。
ここで大切なのは、
「無理なく回せる金額から逆算する」
という考え方です。
借りられる金額ではなく、
毎月の余白を残した状態で支払える金額
を基準にします。
ここまでを整理すると、
住宅ローンの考え方は、
・借りられる額ではなく回せる額で考える
・収支がプラスになる状態を維持する
・余白を残すことを前提にする
ということになります。
そして、
この考え方が、
将来の安心につながります。
|ForestNote
住宅ローンは、
回し続けられるかで決める
です。
|ForestCheck
◻︎ 住宅ローンは「借りられる額」で考えていませんか?
◻︎ 毎月の収支はプラスになっていますか?
◻︎ 余白を残せる金額になっていますか?
|次の一歩
今の収入と支出から、
無理なく支払える住宅ローン額
を考えてみましょう。
それが、
あなたにとっての適正な借入額です。
次の記事では、
50年ローンという選択
について見ていきます。
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