#5-2 基準がないと不安は消えない
安心と不安について考える章の2つ目の記事です。
前の記事では、
不安にはいくつかの種類がある
という話をしました。
足りない不安。
減る不安。
遅れる不安。
見えない不安。
形は違っても、
多くの人が感じているものです。
では、
なぜ不安は消えないのでしょうか。
貯金が増えても、
収入が上がっても、
生活が安定しても、
不安は残ります。
その理由の一つは、
慣れてしまうこと
です。
例えば、
貯金が増えると安心します。
でも、 その状態が当たり前になると、
「これで足りるのか」
と感じるようになります。
収入が増えても同じです。
最初は余裕を感じても、
少しずつ生活の水準が上がり、
その状態が普通になります。
すると、
安心だった状態が、安心ではなくなります。
もう一つは、
比較
です。
周りの人の生活を見ると、
もっと貯金がある人。
もっと収入がある人。
もっと良い家に住んでいる人。
そう感じることがあります。
すると、
自分の基準ではなく、 外の基準で考える状態
になります。
そして、 もう一つ大きな理由があります。
それは、
ゴールが決まっていないこと
です。
いくらあれば安心なのか。
どこまでいけば十分なのか。
それが決まっていないと、
終わりのない状態
になります。
だから、
安心したはずなのに、 また不安になります。
これは、 特別なことではありません。
自然に起きることです。
そして、 ここが大切なポイントです。
不安が消えないのは、
お金が足りないからではありません。
安心の基準が決まっていないからです。
どこまでいけばいいのか。
何を満たせば安心なのか。
それがないままでは、
不安は形を変えながら続きます。
だからこそ、 必要になるのが、
安心の基準
です。
|ForestNote
安心は、 自然に手に入るものではありません。
自分で決めるものです。
|ForestCheck
◻︎ 「いくらあれば安心か」を言葉にできますか?
◻︎ 判断の基準は自分の中にありますか?
◻︎ 外の基準で不安になっていませんか?
|次の一歩
一度、
「どこまでいけば安心か」
を考えてみてください。
答えがなくても大丈夫です。
考えることが、 基準をつくる第一歩になります。
次の記事では、
その「基準」をどう作るのかを、 考えていきます。
|MoneyForest シリーズ
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お金の流れをテーマに、
暮らしとお金の関係を整理しています。
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資産よりキャッシュフロー。
お金の流れを知ることで、
暮らしは少しずつ整っていきます。