#6 生活と基準
基準の作り方について考える章の導入記事です。
前の章では、
安心の基準
について考えてきました。
どこまでいけば安心なのか。
この基準がないと、
判断が揺れます。
少しの変化で迷い、
気づけば、
これで大丈夫なのか
と考えてしまいます。
そして、
この状態は、
特定の場面だけではありません。
日々の生活の中で、
繰り返し現れます。
例えば、
支出が増えたとき。
収入が変わったとき。
周りの生活が気になったとき。
そのたびに、
このままでいいのか
と立ち止まります。
投資も、 その一つです。
証券会社にいたとき、
お金を増やすことを目的に投資をしている人
を多く見てきました。
資産が増えると、
嬉しい反面、
どこで売ればいいのか
と考え始めます。
さらに増えると、
どこまで増やせばいいのか分からなくなる
という状態になります。
つまり、
目的が「増やすこと」になると、終わりがなくなる
ということです。
どこまでいけばいいのか分からない。
だから、
不安は残ります。
これは、 投資に限った話ではありません。
基準がないと、不安は生活のあらゆる場面に現れる
ということです。
だから、
必要なのは、
お金を増やすことではなく、
基準を持つこと
です。
どの状態なら安心なのか。
どこまでいけばいいのか。
この基準があることで、
判断できる状態
がつくられます。
ただ、
ここで、 もう一つの疑問が出てきます。
それは、
その基準はどうやって作るのか
ということです。
感覚で決めるのか。
周りを参考にするのか。
もし、
ここが曖昧なままだと、
また、 判断は揺れてしまいます。
だからこそ、
基準は、意識してつくる必要があります。
この章では、
生活の中で使える基準の作り方
を考えていきます。
無理なく続けられること。
外部の環境に左右されにくいこと。
そうした視点から、
自分の軸になる基準を整えていきます。
次の記事では、
基準とは何か
について、 もう少し具体的に考えていきます。
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